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フリーメイソン陰謀論

ところが日本でのフリーメイソンの印象は、あまり芳しいものではありません。大部分の人は「よく分からない。よく知らない」というレベルでしょうが、わからなさ自身が得体の知れない、不気味さにつながるものがあります。

さらに、日本でフリーメイソンが語られる時に典型的なものは、フリーメイソンが世界征服を企む、世界規模の大陰謀組織だというものです。フリーメイソンの世界征服の野望は、ユダヤ人の陰謀論と組み合わされることも多いのですが、これらはほとんど、ナチスドイツが、英米はユダヤ人、フリーメイソンに支配されていると主張したときの、資料に大なり小なり基づいています。

実際のフリーメイソンは、当ブログ「フリーメイソン」で書いたように、今ではロータリークラブやライオンズクラブ的な親睦団体になっています。このような認識は、イギリスやアメリカの知識人は常識として持っていることです。

ところが、ややこしいことに、フリーメイソン陰謀論や、カルト集団扱いの論調も、日本ではなくアメリカやヨーロッパに元を発しています。フリーメイソン陰謀組織論を、海外資料を多数引用しながら行うことも、簡単にできるわけです。

フリーメイソンは、本来は知的エリートや新興の資本家たちが体制派の貴族や教会に対抗して、自由や博愛といった、当時の先進思想を語るために作ったものです。組織が半ば子供じみた秘密主義を持っていたため、世間から不審感を持たれたり、特定のグループが本当に陰謀、革命の道具に使うことはあったでしょうが、本質ではありません。

今の日本ではフリーメイソンに対する見方は、鳩山一郎が会員になった時より、カルト集団的な印象はむしろ強くなっているでしょう。ネットの世界では色々憶測が流れるものの、鳩山一郎以来、有名人で公然とフリーメイソンの会になっている人はいません。もちろん鳩山由紀生もフリーメイソンの会員ではありません(こっそり会員になっているという人はでてくるかもしれませんが)。

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